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宮間あや、岡山湯郷を退団「すべてかけたこの地離れる」

さびしいニュースです。

 

 サッカー女子日本代表の主将を務めたMF宮間あや(31)が、所属するなでしこリーグの岡山湯郷を退団した。クラブが13日、今月5日で契約が満了したと発表した。宮間は「岡山湯郷は私の人生そのものでした。サッカーに対して誠実であり続けたいというのが私の信念の一つにあります。その信念をもとに恩返ししていけるような道を私なりに探していきたいと思います」とコメントを出した。

 宮間は日本代表で2011年ワールドカップ(W杯)の優勝に貢献。主将として12年ロンドン五輪、15年W杯ともに銀メダルに導いた。今夏に両ひざを手術し、一度は退団の意向を示したが残留。だが、リーグ後半に復帰できず、チームは2部に降格した。

 契約満了に伴い、クラブから寄せられた宮間のコメントは次の通り。

 ここに何を記せばいいのかわからないというのが正直な気持ちです。岡山湯郷にお世話になってから15年、岡山湯郷は私の人生そのものでした。ここまで私を支えてくださったサポーターの皆様、ファンの皆様、スポンサーの皆様、岡山湯郷を支え続けてくださっている皆様に感謝しております。ありがとうございました。

 サッカーに対して誠実であり続けたいというのが私の信念の一つにあります。すべてをかけたこの地を離れるという決断は簡単ではありませんが、これまでたくさんのことを学ばせてもらったサッカーに、これからその信念をもとに恩返ししていけるような道を私なりに探していきたいと思います。どんな時も私を信じ続けてくれた、サッカー仲間とサポーターと応援してくださる方々が私の心の支えでした。本当にありがとうございます。

 たくさんの様々な経験の中で学んだことを大切に、一人の人間として誰かの力になれるような人生を進んでいきたいと思います。