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世田谷一家殺害事件

今頃になって。

不思議な事件、警察の対応ですね。毎日新聞の記事です。

 2000年12月に東京都世田谷区で宮沢みきおさん(当時44歳)の一家4人が殺害された事件で、警視庁捜査1課は22日、「犯行当時15歳くらい~20代の細身の男」とする新たな犯人像を明らかにした。これまでは「若い男」としていたが、年齢の幅を絞り込んだ。現場に残されたマフラーとヒップバッグから推定したという。同庁のホームページでも遺留品の写真などを公開し、広く情報提供を呼びかけている。

 同課によると、マフラーとバッグはいずれも宮沢さん宅の2階居間で見つかった。犯人が身につけていたものとみられる。当時の中学生~大学生程度の男性が身につけていたタイプという。

 マフラーは長さ約130センチで緑に赤と黒、オレンジの線が入ったチェック柄。一部に毛玉や繊維のほつれがあるなど、使い込んだ形跡があった。廉価品とみられるが、製造元は特定されていない。

 バッグは大阪府の業者が1995~99年に2850個を製造した。定価は2900円で35都道府県で販売された。ベルトの長さから、犯人はウエストが70~75センチくらいのやせ形と推定されるという。バッグは500ミリリットルのペットボトルが7本入る大きさで、中には包丁を入れた時にできたとみられる跡や蛍光ペンなどに使われる塗料が残っていた。

 同課は、新たな推定年齢から、犯人は現在32~47歳の可能性があるとみている。同課の井出学管理官は「95~00年ごろに撮影されたアルバムやホームビデオなどに、同じマフラーやバッグを身につけた人物が写っていないか。ぜひ情報提供してほしい」と話している。

 事件は00年12月31日午前、東京都世田谷区上祖師谷3の宮沢さん宅で、宮沢さんと妻泰子さん(当時41歳)、長女にいなちゃん(同8歳)、長男礼君(同6歳)の4人が殺害されているのが見つかった。同課は現場の遺留品や血痕などの分析から、犯人は身長170センチ前後、血液型A型とみている。

 警視庁はこれまで延べ26万6359人の捜査員を投入。1万3094件の情報提供があったが有力な手掛かりは得られていない。【春増翔太、山本佳孝、土江洋範】